創世記 7章 ノアの洪水

 主なる神は裁きのために天の水蒸気が雨となり、巨大な水源が裂けて溢れ出し、人類が見た事も聞いたことも思い浮かんだ事もない大雨が四十日四十夜地に振り注いだのです。地の全ての生き物は死に絶えました。それは150日の間勢いが止まらなかつたのです。

 主なる神はご自分が図られたことのために、人の想像を遥かに超えることをなさるのです。ノアの洪水は罪の裁きのためでした。裁きのためにでもそのようなことをなさるのなら、人の救いと神を信じて命かけている神の僕のためなら尚のこと偉大なことをなさるはずなのです。

 現にこの終末の時に、主、キリストの再臨を前に罪と悪が満ち、神への不信と反抗が溢れるなか主の僕たちが孤軍奮闘している様をご覧になっておられるのです。故に悪魔・悪霊を追い出し、病を癒し、死人を甦らせ、しるしと奇跡を行われるのは当然なのです。

 私たちはさらに生きて全てを見て信頼する者のために働かれる全能の主の業を期待して邁進しましょう。
 主の御心と思いを実現する為に人生を献げる人にこそ、目で見ず耳で聞かず思つたこともない神の栄光が現されるのです。

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