アブラハムに優先選択権を得てソドムとゴモラを選びそこに住み着いたロトも家族もソドムとゴモラの悪に染まっていきました。
主の使いがロトの家に入るとソドムとゴモラの住民は「その二人を出せ、私達は彼らを楽しみたい」と言うと、ロトは二人の処女の娘を差し出すから好きにしてと言つたのです。この娘たちがやがてロトによって子を産み、イスラエルを悩ますモアブ人とアンモン人になるのです。またロトの妻はソドムとゴモラに余程未練があったのでしよう、後ろを見ないようにと言われた命に反して振り返ったので塩の柱となってしまいました。
私たちはこの世にある未練を捨てなければ、主が強いて捨てさせられるでしょう。この世の生き方に身を染めると、知らず知らずのうちに悪い習慣や、罪を軽く見るようになってしまいます。これは非常に大切なことです。私たちはいつも神の義と聖さと、品性を保っていかなければならないのです。
ロトの支払った代償に私たちは反面教師としてしっかりと肝に命じていきましょう。
私たちの生活への主の御心は何なのか、主の御思いは何かを神の言葉を通していつも魂の目を開いて求めてまいりましょう。