創世記17章 契約の印割礼

 主なる神はアブラハムと壮大な契約を結ばれました。アブラハムを多くの国民の父とし、ますます繁栄させ、カナンの土地を永久の所有地として与え、アブラハムの子孫の神となられると。

 それ故にアブラハムにも主なる神は主との契約を守り、神に従順に従うように求められたのです。それが割礼を受けるという事で求められています。包皮を切り取る事言い換えれば心の強情や高慢、不平、不満を取り除き神に全ての魂の領域で主に明け渡して従う事を意味するのです。

 主なる神様がそのような素晴らしい約束を結ばれアブラハムとサラにも具体的に実現してくださることを示されたのでアブラハムと彼の家の全ての男子は主が求められた契約の印である割礼を受けたのです。主なる神さまは先ずご自分が約束される良きことを与えられそれからその相手の人あるいは民にご自身に従うことを求められるのです。イスラエルの民もエジプトの奴隷であったところから救い出され、乳と蜜の流れる地を与えられ、それから主の定めに従って生きるように求められたのです。

 父なる神さまは一方的に何かを押し付けられるお方ではないことを覚えましょう。

 聖書そのものがかみさまとの素晴らしい契約の書であることを心に留めておきましょう。

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