20年間里親として延べ12人の子らを家に迎えお世話をする

 「孤児や、やもめたちが困っているときに世話をし、世の汚れに染まらないように自分を守ること、これこそ父である神の御前に清く汚れのない信心です」(ヤコブ1:27)。

 実子が一人しか与えられなかった私たち夫婦は、妻の友人が里親をしてるのを見て自分の胎から産まれなくても子とすることができると示され、ジョージミューラーが信仰だけで2000人もの孤児たちをお世話したことも見て、自分たちに何かできない事はないかと思った時、日本の里親に登録し家庭に恵まれない子供達を我が家に迎え入れてお世話することにしました。20年間で延べ12人のお世話をしました。

 母親が放浪癖があり父親から性的虐待を受けてた女の子、両親が水商売の仕事をしてて夜明けまで家に入れず待ってて、親が帰ってきたら100円玉を渡されて何か買って食べなと言われるような生活をしていた兄妹、刑務所内で出産した母親でも親と慕う中学生の子、我が家に来ると限りなくお菓子を食べ続け気持ち悪くなりトイレで吐いてもまだ食べ続ける子や必ず毎晩おねしょをする中学生、をお世話しました。フィリピンのハーフで乳児院から迎えたが実の父親がすぐに私たちの実子にしろと言ったり、同棲してる女性が子を生まないことが分かるとすぐに返してくれと自分勝手なことばかり言われたりしました。里子たちを韓国やアメリカにも観光などに連れていきました。今日では虐待や難しいケースの子が増えています。

 里親はクリスチャン夫婦こそがなすべき働きです。神の愛と家庭を教えてあげられる素晴らしい仕事です。

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