命の雫 ー140字のメッセージ

 かつて毎日Twitterに書き込み発信していた記事をまとめたものです。その日その日の世界のトピックや、見たり聞いたりしたものを140字でありながらも起承転結で纏めたもので簡潔な文章の書き方を学ぶこともできます。定価は税込で1500円です。

 世界宣教センターで元宣教師訓練センターの奥山実師から推薦文をいただきました。「私は月に5つの原稿を仕上げているのですが、藤先生は毎日短い文章を日記風に書いておられるのを知り、このような文章創りもあるのだと教えられました。しかも、信仰に裏打ちされた心からほとばしる雫の数々に、感動を禁じ得ませんでした。画家は絵を描かざるを得ないように、詩人は詩を吟まざるを得ないように、先生は信仰を語らざるを得ないのでしょう。読者方がその信仰に啓発されて、一層信仰の高嶺へと引き上げられるように切望します。先生の信仰の大胆さは、フィリピンのミンダナオ島における宣教活動と社会福祉で、よくも今まで続いているものだと、つくづく感心させられています。というのは、フィリピンは全体的にカトリックですが、ミンダナオはイスラムの島で、教会やクリスチャンに対する迫害の多いところで、殉教者が絶えません。私のインドネシア奉仕中の教え子の一人が、宣教師としてミンダナオで、ラジオの福音放送を通してイスラム伝道を試みたのですが、その小さな放送局が襲撃され二人のフィリピン人スタッフが殺害されました。彼は出張中で難を免れましたが、これがミンダナオ伝道です。そのミンダナオで今も奉仕を続けている藤先生の信仰が生み出す雫の数々が、読者緒兄姉の信仰の糧となる事を祈願しご推薦いたします。」

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